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【 吉日上棟 矢羽根 】

矢羽根板とは、上棟時に五色吹き流しと共にあげる鶴・亀の縁起板。この縁起板は今はほとんどが上棟品とセットとしてプリントされた絵を買う事が多くなりました。わが社では昔ながらの棟梁自筆です。


【 氏神社 】

田舎のお家の大半には氏神様なるものが祭られています。そもそも氏神様とは、日常の細々とした願い事、家内安全、五穀豊穣、交通安全などを願う神様である意味、日々の生活を見守っている身近な神様です。

写真は「遊学の里」の檜造りの氏神様制作工程です。

 


【 山・樹 】

地元材の運用はある意味わが社の得意とする部分かもしれません。写真は渡辺邸の伐採、製材過程です。製材された木材は作業場内でゆっくり乾燥されます。

木の家に住むということは杜の乱開発ではなく、逆に地場産業の育成と森の環境を良くすることに実は繋がります。残念ながら目先の経済効果と工業製品化されたコマーシャリズムの中のエコロジーに頼らない、もっと自然で循環型社会を形成できれば嬉しいですね。

しかし、今なぜ私たちはこんなに工業製品化された中で生活しているのに木の家を望むのか、もう一度考えてみてください。

木の家の持つ本当の意味は性能数値とかデータではなかなか解らない優しさや安心、そして温かさ(質感)を肌で触れてみてください。