2018_熊野神社修繕

震災で屋根瓦の不具合から雨漏れ修繕、建物本体の歪み修繕と耐震化工事です。

どうしても寺社仏閣は屋根の優雅さ強調が先に立ち足回り基礎が思った以上に強固な作りがなされていません。今回の神社もそのようでしたのでまずは足回りの改修修繕です。独立柱基礎石で建てられていますので現在基礎石間隔が1820m〜2730mだったものをその中間で基礎石で受けて根回りに補強工事を行いました。

壁は30mmの羽目板と30mmの間柱板を縦横に貼り60mmの耐震壁を設置することにより補強してます。南面左右西東面の開口も必要以外は耐震壁化としました。耐震壁は内部に12mmの化粧板で塞がれています。同じように床も30mmの羽目板で貼られています。

敷地内の小さなお宮は今回作り直されました。